コラム
栄養コンサルティングcolumn
リアクトで行う栄養アドバイスは分子栄養学をもとに行っています。
分子栄養学
分子栄養学とは、人間を構成する細胞のはたらきを栄養素によって向上させる栄養学です。
人間の身体は約60兆個の細胞で構成されていて、細胞がはたらくための栄養素が不足すると、様々な不調につながります。
そこで、不足している分の栄養素を補充することにより、身体の本来の機能を取り戻すことができます。
また、食事の改善とともに、不足分はサプリメントを用いて細胞レベルからの改善を目指します。
通常の栄養学
通常の栄養学は、摂取カロリーや栄養素の比率からその量を食事から摂取するという考え方です。
例えばPFCバランスです。
P(プロテイン=たんぱく質)
F(ファット=脂質)
C(カーボハイドレート=炭水化物)
一般的に食事に対する割合が
P 13〜20%
F 20〜30%
C 50〜65%
が理想的と言われています。
PFCバランス
PFCバランスの良い食事で問題がない方は良いのですが、PFCバランスを守っても問題が解決しない場合もあります。
なぜ解決しない場合があるのか、この理論からはとても大事な要素が抜けています。それは『食事、すなわち栄養は消化吸収を経て利用される』ということです。
いくらPFCバランスを考え食事を摂っても必要な栄養素が不足すると、消化吸収がうまくいかず量を減らしても痩せなかったり、様々な不調を招くこともあります。
例えば炭水化物を100g摂る時に、玄米から摂る100gと食パンから摂る100gは同じでしょうか?
炭水化物の量は同じかもしれませんが、その他の微量栄養素(ビタミン/ミネラル)が格段に違います。ちなみに脂肪を燃焼してくれる細胞は微量栄養素が不足すると100%の力が出せませんので、食事量を落としても痩せない方は微量栄養素が不足しているのかもしれません。
リアクトでご案内する栄養コンサルティングは、微量栄養素や消化吸収を細胞レベルで考え、減量や不調の改善をサポートしていきます。
血液検査データリーディング
また、血液検査のデータがあるとより詳細のご案内が可能です。
基準値は正常値ではありません。健常の方の95%がこの値に含まれます。
ということは健康であっても5%の人が基準値から必然的に外れます。
また、基準値以内で安心していませんか?
例を一つ、中性脂肪は一般的に基準値30〜149で、検査結果が90の方と149の方は同じ基準値内です。
ですが、149の方と150の方では、数値が1しか違わないのに、基準値内と基準値外に判断されてしまいます。
現在の診断結果では149の方は「ふぅ〜、基準値以内で助かったぁ〜」となるわけです。
このように、血液検査結果の数値を参考にし基準値内/外も含め、様々な検査項目の結果を比較し、不足している栄養素や過剰に摂取している栄養素をスクリーニングし、適切な栄養のご案内を行います。
実際のご案内